《欧州クラブで活躍する選手》
(データは2024年6月現在。『2023-2024欧州サッカー選手名鑑』を参照にした)
パテ・シス Pathé CISS
1994年3月16日ダカールに生まれる。
身長186cm
ポジション:MF
所属:ラージョ・バジェカーノ (マドリード)
前へ出てボールを奪い、そのまま強烈なシュートに持ち込む姿は派手で、潜在能力の高さを感じさせる。
パトリック・ビエラ他のサッカー選手たちが、セネガルの保養地サリーに設立したサッカーアカデミー、ジャンバールDiambars サッカー学院で教育を受ける。
2014年、ジャンバールFCで本格的にプレーを開始。
2017年、ポルトガルのウニオン・マディラに加入。
2020年、スペインのフエンラブラダにレンタル移籍。その後、4年契約を結ぶ。
2021年7月28日、スペインのラージョ・バジェカーノと4年契約を結び現在に至る。
代表経歴
2022年9月24日、セネガル代表に選ばれ、ボリビア代表との親善試合でデビューする。
同年12月11日、シセ監督から、W杯カタール大会2022の代表として招集を受ける。
同年12月29日、シセ監督からアフリカ・ネーションズ・カップの代表として招集される。
ブライ・ジャ Boulaye DIA
1996年11月16日、フランスのオヨナに生まれる。
身長180cm
ポジション:FW
所属:USサレル二ターナ (イタリア)
DFの視野から逃れると、エリア内のスペースに突然現れてシュートを押し込む。安定した右足のコントロールを活かしたボールキープで味方の負担を減らす。
早い時期からサッカーを始める。
12歳の時、ASサンテティエンヌの幹部の目に留まり、父親と共にテストを受けに行くが、途中で車が故障してしまい、テストは受けずに家に引き返せざるを得なかった。
13歳~15歳の時、毎週水曜日、オリンピック・リヨネのトレーニングに参加していた。
15歳~17歳の時、ジュラ・シュド・フットに移ると、そのプレーを見た監督から「技術的にも肉体的にも高い潜在能力があり、平均を大きく上回っている」と評価された。しかし、父親の健康上の問題でサッカーを止め、仕事をしなければならなかった。まず、電気分野の「職業バカロレア」を取得し、その後、電気メンテの技術者になって家族を養った。
しかし、サッカーへの情熱やみがたく、2018年6月26日、スタッド・ランスとプロ契約を結ぶ。同年10月25日、モンペリエ戦でハットトリックを達成した。
2021年7月13日、スペインのビジャレアルCFに移籍。
2022年8月18日、イタリアのUSサレル二ターナにレンタル移籍。
2023年6月30日、完全移籍。
代表経歴
両親がセネガル人でフランスに生まれたジャは、二重国籍を持っているため、2020年10月、シセ監督からセネガル代表として召集される。その際、ディアはこう語っている:
「セネガルは私の両親の故郷です。彼らはセネガルで生まれましたが、私の国でもあります。セネガルのユニフォームを着ることは、大変感動的ですし、私の家族全員の誇りです。すべての人を幸せにします」
2021年のアフリカ・ネーションズ・カップにセネガル代表として出場。
2022年11月11日、W杯カタール大会2022の代表選手としてシセ監督から召集される。グループ・リーグのカタール戦で1ゴールを決めた。
2023年のアフリカ・ネーションズ・カップの代表選手としてシセ監督から召集されるが、けがをして欠場。
イドリッサ・ゲイ Idrissa GUEYE
1989年9月26日、ダカール生まれ。
身長174cm
ポジション:MF
所属:エヴァートンFC
無尽蔵のスタミナで中盤を駆け回る守備職人。高い俊敏性で相手の懐に素早く入り、ボールを奪い切るタックルが持ち味。
セネガル代表の心臓で、試合のスピードを上げたり、下げたりできる。オーバーラップからラストパスを供給するのが得意で、インターセプトやボール奪取にもたけている。試合を読む能力に優れる。
愛称は、ミドルネームの 《ガナ》。
2007年~2008年、セネガルのユース・チーム、ジャンバールでプレー。
2008年、フランスのLOSCリールに加入。
2015年、アストン・ヴィラFCに移籍。
2016年、エヴァートン・FCへ移籍。
2019年7月30日、パリ・サン=ジェルマンFCと4年契約を結ぶ。
2022年9月1日、古巣エヴァ―トンFCに復帰。
代表経歴
2011年10月、アフリカ・ネーションズ・カップ2011の代表選手として、アマラ・トラオレから召集される。
2012年7月初旬、ロンドン・オリンピックに出場。
2015年、アフリカ・ネーションズ・カップ2015に出場。
2017年6月9日、アフリカ・ネーションズ・カップ2017予選の赤道ギニア戦で代表初のゴールを決める。
2019年、アフリカ・ネーションズ・カップ2019本大会の代表選手として、シセ監督から召集される。決勝でアルジェリアに負け、準優勝となった。
2021年1月、アフリカ・ネーションズ・カップ2021の代表選手としてシセ監督から召集される。決勝で、エジプトとPK戦を制し初の優勝を飾った。
2022年、W杯カタール大会2022の代表選選手としてシセ監督から召集される。
2023年12月29日、アフリカ・ネーションズ・カップ2023の代表選手としてシセ監督から召集される。
ニコラス・ジャクソン Nicolas JACKSON
2001年6月20日、ガンビアのバンジュールに生まれる。
身長186cm
ポジション:FW
所属:チェルシー (イングランド)
身体能力抜群のストライカーで、自慢の快足と駆け引きのうまさでDFの背後を狙う。
憧れの選手は、ディディエ・ドログバ。
セネガルのクラブ、カサ・スポールCasa Sportで育成され、2018年からカサ・スポ―ルのメンバーとしてプレーを始める。
2019年9月、スペインのビジャレアルと契約。
2020年10月5日、イタリアのミランデスにレンタル移籍。
2021年、ビジャレアルに復帰。
2023年6月30日、イングランドのチェルシーに完全移籍。同年11月6日、トッテナム・ホットスパー戦でハットトリックを達成。
代表経歴
2022年11月11日、W杯カタール大会2022の代表選手として、シセ監督から召集される。
2023年12月29日、アフリカ・ネーションズ・カップ2023の代表選手として、シセ監督から召集される。
昨シーズンは8試合で9ゴールと最終盤に大爆発。
ジョン・ロピ Dion LOPY
2002年2月2日、ダカールに生まれる。
身長186cm
ポジション:MF
所属:UDアルメリア (スペイン)
恵まれたフィジカルとテクニックを兼ね備えている。
身軽に反転して、長い脚を使い体を揺らしてダンスを踊るようにかわしていく。球際のアクションに余裕があるのは技術が高いだけでなく、ボディーバランスが良いため。
ボールを奪ってから持ち上がれるし、正確なフィードで展開できる攻守万能。
2020年まで、ダカールのオスロ・アカデミーで教育を受けるが、すぐさま、セネガルの《大いなる希望》と言われるようになる。
2020年10月5日、フランスのスタッド・ランスと3年契約を結ぶ。
2023年8月5日、スペインのUDアルメリアと6年契約で移籍。
代表経歴
2019年8月、アフリカ・ネーションズ・カップU-20の代表に17歳で選出され、マリ戦で1ゴールを決める。決勝に進むがPK戦となり敗退。
同年10月に開催されたワールドカップU-20のコロンビア戦で1ゴールを決め、ベスト8に貢献する。
2023年3月17日、アフリカ・ネーションズ・カップ2023の代表選手として、シセ監督から召集される。
ナンバリス・メンディ Nampalys MENDY
1992年6月23日、フランスのラ・セーヌ・=スュル=メールに生まれる。
父親はセネガル人、母親はギニア・ビサウ人。
身長167cm
ポジション:MF
所属:RCランス
運動量抜群の守備職人。
身長は167cmと小柄であるが、中盤にさらなるスピードをもたらし、フィジカルの強さと低い重心のおかげで、狭いスペースでもバランスを保つことができる。戦術にたけ、その無尽蔵のスタミナでピッチの広い範囲をカバーし、ボール奪取力、相手をかわす能力、多彩なパス能力を誇る選手。
トゥーロン郊外の集合住宅地区、ラ・ボケ―ルで育つ。
1998年、ユース・チームASLラ・ボケ―ル・トゥーロンでプレー。
2007年、ASモナコのアカデミーに入団し、サッカーの育成を受ける。
2010年、4月27日、モナコと2013年6月までのプロ契約を結び、8月7日のマルセイユ戦でプロデビューを果たす。
2013年8月、OGCニースにフリーで加入。
2016年7月3日、イングランドのレスター・シティに4年契約で移籍。
2017年7月31日、古巣OGCニースにレンタルで復帰。
2023年9月4日、RCランスにフリーで加入。
代表経歴
2021年3月26日、アフリカ・ネーションズ・カップ2021の代表選手としてシセ監督から召集され、予選のコンゴ戦で代表デビューを果たす。本大会では優勝を果たす。
2022年11月、W杯カタール大会2022の代表選手としてシセ監督から召集される。
2023年12月29日、アフリカ・ネーションズ・カップ2023の代表選手として、シセ監督から召集される。
アマトゥ・ンジャイ Amath NDIAYE
1996年7月16日、ダカールの下町ピキンに生まれる。
身長173cm
ポジション:FW
所属:RCDマジョルカ
とにかく速い。裏へのアバウトなボールに追いついてマイボールにできるのは彼しかいない。
2014年、アトレティコ・マドリードの育成センターに加入。
2015年9月5日、CDルゴ戦でプロ・デビュー。
2015年11月15日、CDモストレ戦でプロ初のゴール2得点を決める。
2016年8月26日、CDテネリフェに期限付き移籍。
2017年8月10日、ヘタフェCFと5年契約で移籍。
2018年12月、CDレガネス戦で負った膝の怪我のため、残りのシーズンを全休することが発表された。
2020年10月5日、RCDマジョルカへレンタル移籍。
代表経歴
2018年、アフリカ・ネーションズ・カップ2019予選のセネガル代表選手として召集される。最初の出場試合は、対マダガスカル戦だった。
アマドゥ・オナナ Amadou ONANA
2001年8月16日、ダカールに生まれる。
父親はカメルーン人、母親はセネガル人。
フランス語、英語、オランダ語、ドイツ語、ウォロフ語を流暢に話す。
身長192cm
ポジション:MF
所属:エヴァートンFC
フィジカルと技術を高いレベルで兼ね備えている万能型MFで、前線で高さが足りないときはロングキックも収める。守備時はリーチの長さを活かした深いタックルでボールを刈り取り、攻撃時は独力で持ち運んでチャンスにつなげる。
2歳頃からダカールの路上でサッカーを始める。
子供の頃、ベルギーで働いていた父親に定期的に会い行っていたが、やがて移り住む。
11歳の時、RSCアンデルレヒトでプレーをする。
2019年にTSG1899ホッヘンハイムの下部組織からハンブルガーSVに加入。
2020年9月14日、ディナモ・ドレスデン戦でプロデビューを果たす。
2021年8月5日、リールOSCに移籍。
2022年9月14日、イングランドのエヴァートンFCに移籍。
代表経歴
ベルギーの各世代別代表を経て、2022年6月3日、ベルギー代表としてデビュー。
イリマン・ンジャイ Iliman NDIAYE
2000年3月6日、フランスのルーアンに生まれる。
父親はセネガル人、母親はフランス人。
8人きょうだいの中で唯一の男の子。
身長180cm
ポジション:FWまたは MF
所属:オリンピック・マルセイユ
ライン間の狭いスペースでも、ボールを失わないキープ力と、そこからドリブルでボックス内に進入して確実にネットを揺らす決定力がある。
幼い頃からプロのサッカー選手になることを夢見ていた。
まず、アマチュアクラブのサパンFCでプレーを始める。
2009年、FCルーアンのユースに入団。ドリブルが得意だったため、地元では《ネクスト・ジダン》と呼ばれていた。また、セネガルの新聞では、「セネガルで生まれた次世代のリオネル・メッシ」として大々的に取り上げられた。
10歳の頃には、地元のテレビ番組で「いつの日かワールドカップの舞台でプレーするのが夢だ」と公言した。
2010年、父親からパリ・サンジェルマンまたはオリンピック・マルセイユのトライアウトを受けるように勧められると、ンジャイは自らがマルセイユのファンであったため、マルセイユ・オリンピックのトライアウトを受ける。
トライアウトに合格すると、マルセイユ・オリンピックのユースチームでトレーニングを始める。
しかし、家庭の事情により、父親の故郷であるセネガルのダカールに一時帰国した。
ンジャイは、ダカール・サクレ=クールのユースチームに入団し、プレーをする。
その3年後、家族はロンドンに移住。ロンドンでは、サッカーのトレーニングと並行して学業も受けることができるボレアム・ウッドFC運営のアカデミーに入学した。
2018年、プレミアリーグの審判が翌年から導入するVARの訓練をするための練習試合に招待される。その試合で、ンジャイは、ハーフラインから、メッシやマラドーナのような華麗なドリブルでゴールを決めたので、多くのスカウトマンの目をひいた。
その後は、チェルシーやサウサンプトンなどの多くのトライアウトを受けたが、当時のンジャイは技術面では申し分ないものの、小柄な体格だったため、いずれも不合格となった。
体格が年齢に追いついてきた2019年、シェフィールド・ユナイテッドFCと契約を結んだ。
2019年~2020年まで、ハイド・ユナイテッドに期限付き移籍。移籍はしたものの、新型コロナウィルスの世界的流行によって、レンタル期間は短縮された。再度チームに合流した2020-21シーズンには、U-23チームで得点王になった。
2023年8月1日、ユース時代に在籍したマルセイユ・オリンピックに移籍する。
代表経歴
セネガル人の父親とフランス人の母親を持つことから、セネガルの代表としてプレーすることを決断する。
2022年、アフリカ・ネーションズ・カップ2023予選とW杯カタール大会2022予選の代表選手として、シセ監督から召集される。
2022年6月4日、ベナン戦でデビュー。
2022年11月11日、W杯カタール大会2022の本大会の代表選手として、シセ監督から召集される。
2022年11月25日、本大会のグループリーグで開催国のカタールとの試合で、イスマイラ・サールの交代としてワールド・カップデビューを飾った。ピッチに入って10分後、ンジャイはバンバ・ディエンのゴールをアシストして、チームは3対1で勝利した。
続くエクアドル戦では、スタメン出場し、セネガルにとって20年ぶりとなるベスト16進出に貢献した。
2023年12月29日、アフリカ・ネーションズ・カップ2023本大会の代表選手として、シセ監督から召集される。
ユスフ・サバリ Youssouf SABALY
1993年3月5日、フランスのイヴリーヌ県ル・シェネに生まれる。
身長174cm
ポジション:DF
所属:レアル・ベティス (スペイン)
守備の意識が高く、スピードに乗ったプレスも背走もできるので安定感がある。
子供の頃、柔道やバスケットもやっていたが、13歳の時、パリ・サンジェルマンFCの
サッカー育成センターに加入し、ユース・チームでプレーする。
2009年~2013年、フランスのU-17、U1-8、U-19、U-20のユース代表に選出される。2013年のワールドカップ U-20に出場し優勝に貢献する。
2013年、パリ・サンジェルマンFCと3年間のプロ契約を結ぶが、出番は全くなくレンタル移籍を繰り返した。
2017年5月、FCジロンダン・ボルドーに完全移籍。
2021年6月7日、スペインのレアル・ベティスと5年契約を結ぶ。
代表経歴
ユース年代では、フランス代表でプレー。2020年のFIFA U-20 ワールドカップに出場し、初優勝を果たした。
2017年、セネガル代表としてプレーすることを決意する。
その時の彼の言葉:
「僕は⦅雄鶏⦆ではなくむしろ⦅ライオン⦆です。(注:「雄鶏」はフランス代表のエンブレム。「ライオン」はセネガル代表チームの愛称)。 シセ監督は僕のプレーを見て、代表に呼んでくれました。問題はありません。昨年、彼と会った時、代表選手になるのは個人的な理由でもう少し待ってほしいと言ったのです。今、状況は安定し、代表チームに向けて集中できます」
2017年11月10日、W杯ロシア大会2018予選の南アフリカ戦でデビュー。
2018年5月、W杯ロシア大会の本大会で3試合に出場。グループ・リーグ第2戦の日本戦では、イエローカードとなった。3戦を終えた時点で、日本と勝ち点。得失点差、総得点の全てで並んだものの反則ポイント(フェアプレーポイント)の差により3位となり、グループリーグ敗退となった。この反則ポイントがサバリのイエローカードだった。
2019年のアフリカ・ネーションズ・カップ2019に出場するが、決勝でアルジェリアに敗退。
2022年11月11日、W杯カタール大会2022のセネガル代表選手として、シセ監督から召集される。
2023年12月29日、アフリカ・ネーションズ・カップ2023のセネガル代表選手として、シセ監督から召集される。
2024年、代表選手からの引退を表明する。
ブナ・サール Bouna SARR
1992年1月31日リヨンに生まれる。
父親はセネガルと赤道ギニア人のハーフ、母親は赤道ギニア人。
身長177cm
ポジション:DFまたはFW
所属先:FCバイエルン・ミュンヘン
右サイドのスペシャリストで、右SBからウイングまでこなせる。スピードもあり、クロスも悪くないが、守備面での課題がある。
6歳からリヨン市7区のサッカークラブFCジェルランでサッカーを始める。
そこではまず、最年少クラスに在籍し、次にオリンピック・リヨネの予備教育クラスに14歳まで在籍する。
17歳の時、FCメス教育センターに加入。
2011年、FCメスでプロデビュー。
2015年7月、オリンピック・マルセイユに移籍。
2020年10月5日、FCバイエルン・ミュンヘンと4年契約で移籍。
代表経歴
2014年12月29日、アフリカ・ネーションズ・カップ2015の赤道ギニア代表選手として召集されるが、クラブのプレーに専念したいと考え、出場しないことにする。
2018年のW杯ロシア大会のセネガル代表としてシセ監督から召集されるが、フランス・チームでプレーをすると決断し、シセ監督のオファーを辞退した。
2021年9月、W杯カタール大会2022予選の代表選手としてシセ監督から召集される。そのオファーを受け入れ、ナンビア戦でデビューする。
パプ・サール Pape Sarr (正式名Pape Matar Sarr)
2002年9月14日、ダカール州ピキン県チヤロイ地区に生まれる。
身長185cm
ポジション:MF
所属:トッテナム・ホットスパーFC (イングランド)
大柄な体格と長い手足をうまく使い、ドリブルで中盤に推進力をもたらす。
守備面でも球際に強い。
サディオ・マネも輩出したセネガルの名門、アカデミー・ジェネラシオン・フット出身。
14歳の時、セネガルの地方都市ティエスのユース・チーム、ワリダンヌから、FCメスの提携校、アカデミー・ジェネラシオン・フットに加入。
2020年9月15日、フランスに渡り、FCメスと5年契約を結ぶ。その直後、セカンドチームに送られたが、新型コロナの影響でリーグが中止になると、ほとんど出場機会のないままトップチームに戻った。
2020年11月29日、スタッド・ブレスト29戦でデビュー。
2021年1月31日、スタッド・ブレスト29戦で初のゴールを決めた。
2021年8月27日、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーに移籍。
代表経歴
2021年3月、アフリカ・ネーションズ・カップ2021予選の代表選手としてシセ監督から召集される。同年3月26日、コンゴ戦で代表デビュー。本大会にも出場し優勝に貢献した。
2022年11月11日、W杯カタール大会2022の代表選手として、シセ監督から召集される。
2023年12月29日、アフリカ・ネーションズ・カップ2023の代表選手としてシセ監督から召集される。
ムスタファ・セック Moustapha Seck
1996年2月23日、ダカールに生まれる。
身長176cm
ポジション:DF
所属:ポルティモネンセ (ポルトガル)
高い身体能力を持ち、強烈なタックルでアタッカーを封殺する左SB。
思い切りの良い攻撃参加が光る。
5歳の時、スペインのバルセロナに移住。
地域のサッカークラブでサッカーを始める。
2005年、FCバルセロナに選ばれ、ユース・アカデミー、カンテラ(スペイン)で2013年までプレーをする。
2015年、SSラツィオ(イタリア)と契約を結ぶ。
2016年、ASローマに移籍。
2017年、エンポリFC(イタリア)に移籍。
2018年、アルメレ・シティFC(イタリア)に移籍。
2020年、レイションイスSC(ポルトガル)に移籍。
2022年、ポルティモネンセSC(ポルトガル)に移籍。
代表経歴
2018年のW杯ロシア大会にセネガル代表として出場。
【参考文献・Webサイト】
・『Sadio Mané』文:Frank Simon 翻訳:井川洋一 Number 20 March 2021
・『リバプール完全読本』サンエイムック
・『フットボリスタ2020年9号増刊 リバプール2019-20 プレミアリーグ優勝記念号』
・『Football Zone』2019.04.08
・『ワールドカップロシア 2018』nikkansports.com
・『欧州有力クラブ 最新選手名鑑』ワールドサッカーダイジェスト 2023/8/3 No.632
・『2023-2024 欧州サッカー選手名鑑』エル・ゴラッソ特別編集
・『サッカーセネガル代表』Wikipedia
・『SENE.NEWS』Publié le 22/02/2022
・『W杯にすべてを』Sports Graphic Number Plus World Cup 5 May 2002
・『2002年6月4日付『中央日報』』
・『日韓ワールド・カップ観戦ガイド完全版』DAI-X出版
・『2002年FIFAワールド・カップ直前パーフェクトガイド出場32か国選手名鑑』ワールドサッカーダイジェスト 2002年6月1日号増刊
・『Henry Camara』Thiof 2007年7月号
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